ミニマルな暮らし

ずぼらな一人暮らしの家事ルール|家事が苦手でも続く時短・掃除・片付けのコツ

一人暮らしをしていると、料理、洗濯、掃除、買い物、片付け……と、家事を全部自分でやらなければなりません。しかも、一人分だからといって、家事が半分になるわけでもありません。

仕事から帰ってきて「ご飯を作らなきゃ」「洗い物をしなきゃ」「洗濯物を畳まなきゃ」と考えていると、それだけで少し疲れてしまいます。

私は、もともと家事が得意なタイプではありません。きれいな部屋で暮らしたい気持ちはあります。でも、毎日何時間も掃除や料理に時間をかけたいわけではない。

できれば家事は早く終わらせて、仕事をしたり、本を読んだり、コーヒーを飲んだり、散歩したり、自分の好きなことに時間を使いたい。そこで、私は「家事を頑張る」のではなく、そもそも家事を減らすことを考えるようになりました。

私の一人暮らしの家事ルール

  • 手を抜いていい家事は、とことん手を抜く
  • ここだけはやる、という家事を決める
  • できるだけ「家事そのもの」を減らす
  • やる気ではなく、仕組みで続ける

この記事では、そんな私のずぼらな一人暮らしの家事ルールをまとめます。家事が苦手な人、一人暮らしの家事をできるだけ時短したい人、掃除や片付けに追われる生活を減らしたい人の参考になればと思います。

一人暮らしの家事は「全部ちゃんとやる」をやめる

一人暮らしの家事で一番疲れるのは、実は作業そのものだけではないと思っています。

「今日は掃除しないと」「洗濯物を畳まないと」「ちゃんと料理しないと」「部屋をきれいにしておかないと」と、常に家事のことを頭の片隅で考えていることです。

私は、この状態をできるだけなくしたい。だから、家事について最初に決めたのが、「完璧にやらなくてもいい」ということでした。

家事の目的は、家事をすることではありません。自分が気持ちよく暮らすこと。それなら、10の家事を全部頑張るよりも、5の労力で7〜8くらい快適な状態を維持できる方法を探したほうがいい。私にとっては、それが「ずぼら家事」です。

料理は毎回作らない|一人暮らしの料理を時短する方法

一人暮らしで面倒になりやすい家事の代表が料理です。料理そのものより、

「今日何を食べるか考える」→「材料を買う」→「切る」→「調理する」→「盛り付ける」→「食べる」→「洗い物をする」

という一連の流れが面倒だったりします。そこで、私は毎回料理を作ることをやめました。

作れるときにまとめて作る

時間と気力があるときに、ある程度まとめて作ります。野菜や肉なども、一度にまとめて切ってしまう。一回の料理で使う分だけを毎回切るより、最初にまとめて処理したほうが楽です。冷凍できるものは冷凍します。

ご飯も一度に多めに炊いて、小分けして冷凍。その都度炊飯する手間をなくします。「毎日料理する」という前提を外すだけで、一人暮らしの家事はかなり減ります。

カット野菜や冷凍食品も普通に使う

「料理をするなら、食材からちゃんと準備しなければいけない」と考える必要もないと思っています。カット野菜や冷凍野菜も使います。

自分で切る時間と手間を考えたら、最初から切ってあるものを買うほうが合理的なこともあります。ずぼら家事では、こういうところを無理に頑張りません。

揚げ物はできるだけしない

私が料理で特に避けたいのが、油を大量に使う料理です。揚げ物は食べるとおいしいけれど、油を出す→調理する→油が跳ねる→コンロを掃除する→使った道具を洗うと、後片付けまで考えると一気に面倒になります。

私は生肉を触るのもあまり好きではないので、できるだけ手間のかからない料理を選ぶようにしています。「料理が苦手だから頑張る」のではなく、料理が面倒になる原因を減らす。これも一人暮らしの家事を楽にする方法の一つです。

ワンプレートにする

食器が増えるほど、洗い物も増えます。そのため、できるだけ一皿にまとめます。ご飯、おかず、野菜などを一つの皿に盛れば、それだけで洗う食器が減ります。

「料理を時短する」というと調理時間ばかり考えがちですが、実際には洗い物まで含めて料理。私は後片付けまで含めて、料理の手間を減らすようにしています。

買い物は「行かない」が一番ラク

一人暮らしの家事を減らしたいなら、買い物の回数を減らすのもかなり効果があります。スーパーに行くと、買い物そのものだけでは終わりません。そこで、私はスーパーに行く回数をできるだけ減らしています。

生鮮食品などはスーパーでまとめて購入。一方で、日用品やちょっとしたものは、できるだけAmazonなどの通販を利用します。洗剤や消耗品、雑貨、服や小物、スーパーでは探しにくい調味料なども、ネットで買えるものはネットで買う。

買い物を減らす考え方

「商品を買う金額」だけではなく、買い物に行くための時間もコストと考えています。

もちろん、通販が必ず一番安いとは限りません。でも、時間まで含めて考えると、ネットでまとめて買うほうが楽なものもあります。

洗濯は「畳む」をできるだけなくす

洗濯で一番面倒なのは、個人的には「畳むこと」です。洗濯機を回すこと自体は、そこまで大変ではありません。問題は、

干す→取り込む→一枚ずつ畳む→収納する という工程。
そこで、私はできるだけ服を畳まなくていい仕組みにしています。

洗濯物は室内干し。そして、乾いた服はハンガーにかけたままクローゼットへ。これなら、「畳んだ洗濯物を収納する」という作業そのものを減らせます。下着類はそれぞれのボックスにたたまずに放り込むだけです。

家事時短の基本

作業を速くするより、その作業自体をなくすほうが楽。

ここだけは手を抜かない|私の一人暮らしの掃除ルール

ここまでかなり家事を省いてきました。ただし、私にも「ここだけはやる」というルールがあります。

  • 朝のベッドメイク
  • 朝20分の掃除
  • 寝る前の片付け
  • キッチンのリセット

全部を毎日完璧に掃除するわけではありません。でも、この4つはできるだけ守っています。

朝はベッドを整える

朝起きたら、ベッドを整えます。大した作業ではありません。でも、ベッドが整っているだけで、部屋全体が少し整って見えます。

「起きたらベッドを整える」という動作を毎日のルーティンにしてしまえば、いちいち「今日はやろうかな」と考える必要もありません。

朝20分だけ掃除する

私が意識しているのが、朝20分の掃除です。「今日は家を徹底的に掃除するぞ」と考えると、途端に面倒になります。でも、「20分だけ」と決めてしまえば、それほど大きな負担には感じません。

床を掃除したり、ほこりを取ったり、気になる場所を掃除したり。毎日すべてを掃除する必要はありません。その日に気になるところを少しずつやる。この方法なら、大掃除のような大掛かりな作業をしなくても、部屋の状態を維持しやすくなります。

掃除と片付けは別物

これは意外と重要だと思っています。掃除は「汚れを取ること」。片付けは「物を元の場所に戻すこと」。この二つは似ていますが、別の作業です。

床に物が散らかっている状態で掃除をすると、「まず片付けないと」となります。すると、掃除をする前に疲れてしまう。だから私は、そもそも物を増やさないようにしています。物が少なければ、片付けも簡単です。そして掃除もしやすい。

物を減らすことは、掃除を減らすことにもつながります。

寝る前に部屋をリセットする

私がかなり大事にしているのが、寝る前の片付けです。一日の終わりに、部屋を一度リセットします。

  • 使ったものを元の場所に戻す
  • テーブルの上を空にする
  • 床に物を置かない

明日の朝、起きたときに気持ちよく過ごせる状態にしておきます。これをやっておくと、翌朝のスタートがかなり違います。朝起きて部屋が散らかっていると、それだけで少し気分が下がります。

逆に、部屋が整っていると、コーヒーを飲むだけでもちょっと気分がいい。私にとっては、寝る前の片付けは「家事」というより、翌日の自分への準備に近い感覚です。

キッチンだけはその日のうちにリセットする

料理や掃除についてはかなり手を抜きますが、キッチンの洗い物だけは翌日に持ち越さないようにしています。理由は単純です。

朝起きて、シンクに昨日の食器が残っているのが嫌だから。

朝から「昨日の洗い物」が目に入ると、それだけで気分が悪くなります。だから、寝る前に洗い物を終わらせます。コンロやシンクも簡単にリセット。

ピカピカに磨き上げる必要はありません。「明日の朝に嫌な気持ちにならない状態」を最低ラインにしています。

掃除道具は増やさない

掃除が苦手な人ほど、掃除用品をたくさん揃えたくなることがあります。「これにはこの洗剤」「ここには専用クリーナー」と増やしていくと、今度は掃除用品そのものの管理が必要になります。私はできるだけ道具を増やさないようにしています。

基本的には、

  • クエン酸
  • セスキ
  • ウタマロ

など、少ない種類で対応。掃除用品も少なければ収納場所も少なくて済みます。これも、家事を減らすための仕組みです。

電子レンジは一人暮らしの家事を減らしてくれる

一人暮らしで私がかなり頼っているのが電子レンジです。電子レンジを使えば、鍋やフライパンを使わずに済む料理もあります。つまり、調理時間だけでなく洗い物も減らせる。

料理が苦手な人にとって、「電子レンジでできる料理を増やす」のはかなり有効だと思っています。さらに、アイラップも便利です。食材の下処理や保存などに使えるので、洗い物を増やさずに済む場面があります。

ブレンダーも含めて、私の場合は「料理を頑張るための道具」というより、料理の手間を減らすための道具として使っています。

そもそも「汚れにくい部屋」を作る

掃除を楽にする一番の方法は、掃除を頑張ることではありません。汚れにくい状態を作ること。私は、できるだけ布製品を増やさないようにしています。マットやラグなどは、あると部屋の雰囲気は良くなります。でも、ほこりが溜まったり、洗濯や掃除が必要になったりします。

もちろん、必要なものなら使えばいい。ただ、「なくても困らないもの」なら、私はなくてもいいと思っています。物が少ない。布製品が少ない。床に置いてあるものが少ない。そうすると、掃除する場所そのものが減ります。

「物を買わない」は究極の家事対策

一人暮らしの片付けを楽にする方法を考えていくと、最終的には「物を増やさない」に行き着きます。

物を一つ買えば、買う→持ち帰る→収納する→使う→掃除する→片付ける→いつか捨てる
という仕事が増えます。もちろん、必要なものまで我慢する必要はありません。でも、「なんとなく欲しい」という理由だけで物を増やすと、その後の家事も増えていきます。

買う前に一度考える

「これ、本当に必要?」

「欲しい」と「必要」は違います。物を減らすことは、ミニマリストになるためだけではありません。一人暮らしの家事を減らし、自分の時間を守るためでもあります。

お風呂は「銭湯方式」にする

お風呂場にも、できるだけ物を置かないようにしています。シャンプーやボディソープなどのボトルを浴室にずらっと並べると、それだけで掃除する場所が増えます。ボトルの底にぬめりがついたり、周辺に水垢がついたり。

そこで、私はいわば「銭湯方式」にしています。浴室に置いておくのは、基本的に体を拭くタオルくらい。シャンプーなどはバスケットに入れて、入浴するときに持っていきます。椅子や蓋などは元々おいていません。

お風呂が終わったら、また持って出る。浴室に置くものが少ないので、掃除はかなり楽になります。

「浴室を毎日きれいに掃除する」より、「そもそも汚れにくい状態にする」

「やる気が出たら家事をする」はやめる

家事を続けるうえで、私が一番大事だと思っているのがこれです。やる気に頼らない。

「今日はやる気があるから掃除しよう」「気が向いたら片付けよう」という方法では、たぶん長続きしません。人間なので、疲れている日もあります。仕事が忙しい日もあります。何もしたくない日もあります。

だから私は、「やる気が出たらやる」のではなく、時間を決めます。

  • 朝は20分掃除する
  • 寝る前に片付ける
  • 寝る前にキッチンをリセットする

こうしておけば、毎回「やるか、やらないか」を判断しなくて済みます。これは家事だけではなく、生活全体でかなり大事な考え方だと思っています。

家事を仕組み化すると「考えること」が減る

家事が面倒なのは、作業量だけが原因ではありません。「何をするか」を毎回考えることも疲れます。今日の夕食は何にする?いつ買い物に行く?洗濯物はどこにしまう?今日はどこを掃除する?こうした小さな判断が積み重なります。だから、ある程度ルールを決めてしまう。

家事 私のルール
料理 まとめて作る・冷凍する
買い物 できるだけ回数を減らす
洗濯 畳まない
掃除 朝20分
片付け 寝る前にリセット
キッチン その日のうちにリセット

こうすると、家事のたびに考えなくて済みます。ずぼらだからこそ、仕組み化する。私にはこの考え方が合っています。

一人暮らしだからこそ、自分に合う家事を選べる

一人暮らしのいいところは、家事のルールを自分で決められることです。「普通はこうする」「毎日こうしなければいけない」という基準に合わせる必要はありません。

毎日掃除機をかける人もいる。週末にまとめて掃除する人もいる。毎日料理する人もいる。ほとんど料理しない人もいる。洗濯物をきれいに畳む人もいれば、ハンガーのまま収納する人もいる。それが正解ということではありません。

大事なのは、自分が無理なく続けられて、快適に暮らせること。

一人暮らしの家事は「最低ライン」を決める

私が考えているのは、家事の最低ラインです。「ここまでできていればOK」という基準を決める。

私の場合は、

  • ベッドを整える
  • 朝20分掃除する
  • 使ったものを元の場所に戻す
  • 寝る前に部屋をリセットする
  • 食器を翌日に持ち越さない
  • キッチンを寝る前にリセットする

このあたり。逆に、それ以外については、できない日があっても気にしません。家事を完璧にやろうとすると、できなかったときに「今日は何もできなかった」と感じてしまいます。

でも、最低ラインを決めておけば、「今日はここまでできたからOK」と思える。この差は意外と大きいです。

完璧な部屋より「疲れない部屋」

私は、モデルルームのような部屋に住みたいわけではありません。多少生活感があってもいい。料理を毎日しなくてもいい。洗濯物を全部きれいに畳まなくてもいい。掃除も完璧じゃなくていい。それでも、帰ってきたときにホッとできる。

朝起きたときに気持ちいい。テーブルに座ってコーヒーを飲める。夜、部屋をリセットして気持ちよく眠れる。それくらいで十分です。

私にとって、快適な部屋とは「家事を頑張って維持する部屋」ではなく、少ない家事でも快適さを保てる部屋です。

家事を減らすことは、自分の時間を増やすこと

家事を時短したいと思った理由は、単純に「楽をしたいから」だけではありません。自分の時間を増やしたいからです。仕事をする。本を読む。散歩する。コーヒーを飲む。運動する。何もせずぼーっとする。そういう時間も、私にとっては大切です。

一人暮らしだからこそ、家事に使う時間を必要以上に増やしたくない。1日10分の時短でも、1週間なら70分。1か月ならかなりの時間になります。家事を減らすことは、時間を取り戻すことでもある。私はそう考えています。

ずぼらな一人暮らしは「頑張らない仕組み」が大切

家事が苦手だからといって、「もっと頑張らなければ」と考える必要はないと思っています。頑張るのではなく、減らす。減らせないなら、簡単にする。簡単にできないなら、仕組みを変える。それでも必要なら、道具やサービスを使う。

ずぼら家事の考え方

  1. まず、やらなくて済む方法を考える
  2. 次に、作業を簡単にする
  3. それでも必要なら、仕組み化する
  4. 便利な道具やサービスも使う

特に一人暮らしの場合は、自分一人が快適に暮らせればいい。誰かに評価してもらうために、完璧な家事をする必要はありません。

おわりに|ずぼらでも、快適な一人暮らしは作れる

「ずぼら」という言葉には、どこか悪いイメージがあります。でも私は、ずぼらだからこそ「どうしたらこの作業をしなくて済むか」を考えるようになりました。毎日料理するのが面倒なら、まとめて作る。

洗濯物を畳むのが面倒なら、畳まなくていい収納にする。買い物が面倒なら、通販を使う。掃除が面倒なら、物を減らす。浴室の掃除が面倒なら、浴室に物を置かない。そして、最低限やることだけは時間を決めてしまう。

こうしていくと、家事は「頑張ってこなすもの」から、「生活の中で自然に終わっていくもの」に変わっていきます。私が目指しているのは、完璧に片付いた部屋ではありません。

家事に追われず、自分の時間をちゃんと楽しめる暮らし。

家事が苦手だからこそ、家事をしなくてもある程度きれいを保てる仕組みを作る。そんなずぼらな一人暮らしも、案外悪くありません。完璧より、続けられること。頑張ることより、頑張らなくても続くこと。私にとっての家事は、そんなふうに少しずつ変わってきました。

この記事のまとめ

  • 一人暮らしの家事は、全部を頑張らなくていい
  • 料理はまとめて作り、冷凍する
  • 買い物の回数を減らす
  • 洗濯物はできるだけ畳まない
  • 物を増やさないことで掃除・片付けを減らす
  • 朝20分の掃除と夜のリセットを習慣にする
  • やる気ではなく、仕組みで家事を続ける
  • 自分にとっての「最低限の快適ライン」を決める

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