自宅で仕事をしていると、気づけばブラウザのタブが大量に開いていたり、ブックマークが何十件も溜まっていたりしませんか。
私も複数の案件を同時に進めているため、「どこに何を保存したか分からない」「あとで見ようと思ったページが埋もれてしまう」という悩みを長年抱えていました。案件が増えるほど、ブラウザを開くたびに軽い探し物をしているような感覚があって、それが積み重なると地味に疲れるんですよね。
そんな中で見つけて愛用しているのが、Chrome拡張機能のVisiOSです。正直、多機能すぎてすべては説明しきれないので、今回は私が特に気に入って使っている機能を中心にご紹介します。
VisiOSを一言で表すなら、「ブラウザの中にもう一つのOSを作れるツール」です。WindowsやMacのデスクトップのような画面がブラウザの中に作られて、アイコンやフォルダを自由に配置できます。
最初は「ただのブックマーク管理ツールかな」と思っていましたが、実際に使ってみると少し違いました。ブックマークを整理するというより、ブラウザの中に自分の仕事部屋を作る感覚に近いです。
知ったきっかけは、業務効率化のツール探し
VisiOSを使い始めたのは1年ほど前です。仕事のメンバー同士で、それぞれが持っている知識をチームで共有し合う勉強会があり、その準備で「業務効率化に役立つツールはないかな」と探していました。
そのときに、YouTubeチャンネルの「ウェブマニア」さんが、控えめに言って神ブラウザだと絶賛して紹介していたのがVisiOSでした。動画の中でそこまで熱く語られていると、さすがに気になってしまい、そこまで言うなら、と半信半疑で入れてみたのが最初です。
結果として、勉強会で紹介するだけのつもりが、自分の毎日の作業にすっかり定着してしまいました。フリーランスは兼業している人が多いので、勉強会でも「それは助かる」と喜ばれました。
案件ごとにデスクトップを分けられる
フリーランスや在宅ワーカーだと、複数の案件を並行して進めることも珍しくありません。私の場合は、こんな形でデスクトップを分けて使っています。
- クライアントA用
- クライアントB用
- チーム連携用
- 情報収集用
- 資料をまとめておく用
- トレーニング用
- 趣味用
今は全部で4〜5個のデスクトップを使っています。4つは案件やジャンルごとにきっちり固定で使い、5つ目だけは「これについて知りたい」と思ったときの一時的な保管庫にしています。今すぐ整理しなくてもいい情報を放り込んでおける場所があるだけで、気持ちに余裕ができました。
それぞれで使うサイトが大きく違うので、通常のブックマーク管理だと全部が同じフォルダ階層の中に入り込んでしまいます。でもVisiOSはデスクトップを複数作れるので、「仕事場そのもの」を分けられます。A社の仕事をするときはA社用のデスクトップを開く。ブログを書くときはブログ用のデスクトップを開く。それだけで頭の切り替えがしやすくなりました。
仕事以外でも「比較・検討」の場面で役立っている
これは仕事に限った話ではないのですが、転職活動で企業を比較するときや、Amazonで家電を選ぶときのように、人は「情報を集めること」よりも「集めた情報を整理すること」に苦労するものだと感じています。気になるページを開いているうちにタブが何十枚にもなり、どの候補に何を魅力に感じたのか分からなくなってしまうんです。
以前は、「あとで比較しよう」と思ってタブだけ増やし続け、気づけば何十枚も開いていて、必要だったページを誤って閉じてしまう、というのがよくありました。
VisiOSなら、候補をデスクトップ上に並べて管理できるので、この使い方との相性がとても良いです。便利さに気づいてからは、株式投資で検討している投資先をまとめて入れておいたり、購入予定の商品のAmazonページとメーカーサイトを並べて比較したり、旅行の計画で行きたいお店や場所を片っぱしから保存しておく一時保管庫として使ったりと、仕事に限らずラフに活用しています。
Zoomの画面共有でヒヤッとした経験
私はGoogleスプレッドシートを使うことが多いのですが、スプレッドシートは固定タブにしたときのアイコンがどれも同じなので、正直どれが何のシートなのか分かりにくいという難点があります。
あるとき、急にZoomで打ち合わせをすることになり、画面を共有しながらスプレッドシートで説明していました。急な打ち合わせだったので開いていたタブを整理する余裕がなく、画面を共有した状態のまま、その打ち合わせとは関係のない個人的なスプレッドシートが映ってしまったことがあり、内心かなりヒヤッとしました。
ブックマークだと探すのが面倒で、つい固定タブが大量になってしまうのですが、VisiOSなら必要なシートにすぐアクセスできるようになったので、今の作業に不要なページはすぐ閉じるという習慣が自然と身につきました。おかげで、不要なシートを他人の目に触れさせてしまうミスがなくなり、作業のスピードも上がりました。
また、ブラウザの終了手順を間違えたり設定を誤ったりして、固定していたタブが全部消えてしまうこともこれまでにありましたが、VisiOSに必要なリンクをすべて入れておけるので、そこからの復帰も楽になりました。
私がよく使うのは、マルチデスクトップと動画の再生リスト
すべての機能を使いこなしているわけではないのですが、私が特によく使っているのは次の2つです。
ひとつは、先ほども触れたマルチデスクトップ機能です。仕事用、趣味用と用途に合わせてデスクトップを使い分けられるのが便利で、これが私のメインの使い方になっています。
もうひとつは、動画の再生リスト機能です。VisiOSではお気に入りの動画を追加して、自分だけの再生リストを作れます。私はYouTubeの動画で再生リストを作って作業中のBGMにしたり、あとで見たい動画をまとめておいたり、筋トレ用の動画をひとつのリストにまとめたりしています。作業の流れを止めずに動画を扱えるのが気に入っています。
使い始めるときに少し戸惑ったこと
正直にお伝えすると、最初は少し戸惑いました。Chromeウェブストアの説明を読むだけでは、どう使えばいいのかがつかみにくいのです。機能の数がとても多いので、説明文だけを見ても、実際の画面でどこを触れば何が起きるのかが想像しづらいという感じでしょうか。
私の場合は、YouTubeで使い方を検索して、実際の操作を見ながら覚えていきました。動画で一度流れを見ると、思っていたよりずっとシンプルに感じられて、そこからは自分の使いやすい形に少しずつ整えていけました。これから試す方は、最初に使い方の動画を1本見ておくとスムーズだと思います。
まとめ
VisiOSは、単なるブックマーク管理ツールではありませんでした。私にとっては、「ブラウザの中に仕事部屋を増設するツール」です。
複数の案件を抱えていたり、ブックマークやタブの管理に悩んでいたりする人には、かなり相性が良いと思います。特にフリーランスや在宅勤務の人なら、「ブックマークをフォルダで管理する」という発想から、「仕事ごとにデスクトップを持つ」という発想に変わるだけで、ブラウザ周りのストレスがぐっと減るはずです。
気になった方は、まず使い方の動画をひとつ見てから、無料なので気軽に試してみてください。

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